2023年9月時点では22人ものエージェントがプレイ出来る。それぞれのエージェントは
特有の特殊能力を持っており、戦略を立てる際に重要な要素のひとつとなっている。
また、エージェントは主に以下の4つの役割に分けられる。
1. デュエリスト
自己完結型のエージェントであり、アビリティによって交戦をする上で、
自分に有利な状況で戦うことができる。
上の写真は、デュエリストの1人の『ジェット』というエージェントだ。
韓国出身である『ジェット』は俊敏で捉え難い戦闘スタイルを持っており、
何が起こったのか敵が理解するよりも早く切り刻んでしまう。
2. センチネル
敵の侵攻を遅延させることができるアビリティを多く持っているので、
防衛線やエリアを維持する役割を担っている。
上の写真は、センチネルの1人の『チェンバー』というエージェントだ。
フランス出身である『チェンバー』が放つ、特製の武器での致命的な精度の
一撃によって相手の侵攻を阻み、遠距離から狙い撃つ。
3. イニシエーター
敵の位置を特定するための索敵アビリティを多く持つエージェントである。
また、フラッシュを使い、攻撃するための起点を作り出す役割も担っている。
上の写真は、イニシエーターの1人の『スカイ』というエージェントだ。
オーストラリア出身である『スカイ』は獣と共に敵陣への道を切り拓き、
味方を回復する力によってチームは最小のリスクで戦うことが出来るのだ。
4. コントローラー
煙幕のアビリティを使って戦場を操るエージェントで、敵の射線を遮り、
味方チームの攻撃や、防衛をサポートするという重要な役割を担っている。
上の写真は、コントローラーの1人の『オーメン』というエージェントだ。
記憶の幻影である『オーメン』は敵の視界を遮り、闇に潜むことで敵を狩る。
また、神出鬼没にテレポートする事で、敵を徐々に疑心暗鬼に誘い込むのだ。
②クレジット制度による戦略性
VALORANTはFPSでは数少ないクレジットの概念があり、各ラウンドの勝敗
によって次ラウンドの武器の性能、勝敗に大きく関わってくる。クレジットが
足りず最小限の武器しか購入できないとき、いかにアビリティと武器の特性を
活かしてプレイするのか、どれだけ味方とカバーし合うことが出来るのかが、
重要であり、VALORANTの大きな魅力のうちの一つであるといえるだろう。
各エージェントのアビリティも購入する必要があり、エコラウンドの場合では
必要なアビリティを選択する事も必要になってくる。
このような理由からVALORANTは銃撃戦が好きな人から、戦略を立てるのが好きな人まで
幅広く楽しめる。また、プレイするだけでなくeスポーツとして観戦することでも楽しめる。