世界遺産
人類が共有すべき顕著で普遍的な価値を持つと認められた文化財や自然、景観のことである。2026年現在、世界遺産は世界全体で1,273件(文化遺産991件、自然遺産240件、複合遺産42件)存在し、そのうち日本国内には27件(文化遺産22件、自然遺産5件)が登録されている。
[中国 万里の長城]
現存する人工壁の延長は6,259.7 kmである。
外側の外長城と内側の内長城があり、二重の守りとなる。
匈奴のような北方の遊民族が侵攻してくるのを迎撃するために、紀元前214年に秦代の始皇帝によって建設が始まった。
[日本 富士山]
日本の活火山である。標高は3775.56m、山体の最高地点は3776.12m。
数多くの芸術作品の題材とされ芸術面のみならず、気候や地層など地質学的にも社会に大きな影響を与えている。
[モン=サン=ミシェルとその湾]
708年に司教の前に大天使ミカエルが現われ、このモン・サンミシェル修道院を建てるよう告げたことから建てられた歴史の古い建築物。
主要部はゴシック様式となっている、戦争などがあり、何度も改修が行われているため内部はさまざまな中世の建築方式が混ざり合っている。
[タージ•マハル]
約350年前、ムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルの死を悼み17年をかけて建てた霊廟。
霊廟には、天上の楽園に咲き乱れる花を連想させる花の紋様が、翡翠、水晶、トルコ石、サファイア、などの貴石で施されている。
[ナスカとパルパの地上絵]
1926年にアメリカの人類学者アルフレッド・クローバーによって発見され、現在1500以上の地上絵が発見されている。
(ナスカの地上絵はなぜ消えない?)
ナスカは乾燥地帯にあるため、年間降水量は4mmほどなので、まず浸食がほとんどないというのが最大の理由。そして、地上絵を描く石灰質の土は、朝と夜の寒暖差によって酸化して硬化していてくため、風化に強くなっている。
[コロッセオ]
ネロ帝が散財を繰り返したため、市民の不満もたまっていた。その不満をそらすために、大規模な円形闘技場の建設が決定し、当時は娯楽が少ない時代なので、「闘技」は多くの人が夢中になる注目の「遊び」になった。
「コロッセオが崩れるときはローマも滅びる」と言われるほど、ローマの象徴だった。
[ケルン大聖堂]
1880年に完成した大聖堂はフランス式ゴシック様式のカトリック教会で、約632年の歳月をかけて建てられた。ゴシック様式の建築物の中では世界最大級である。高さ157m、奥行き114m、幅86mもあり、40階のビルに匹敵する大きさ。